冬休みのBlender。

今日は本当は仕事なんだけど、特番対応で取り逃がしていた休みをブチ込み、更に「こんな年末に大した仕事もなかろう」と思って明日にも休みをブチ込み。ちょびっと長めの冬休みとしました。

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で、冬休みといえばBlenderですよね。Blenderは仕事でも使ってるくせに今ひとつ使いこなしてる感じがしない…思った通りに作るのに無用な手間をかけてしまってる感じがしている…のですが、以前から気になっていた書籍をようやく購入し、ここしばらく勉強がてらに制作してます。

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購入したのは、『無料ではじめるBlender CGイラストテクニック』(大澤龍一/技術評論社)。対応バージョンは2.77a。モデリング、テクスチャ、パーティクルにスカルプト、ノード、カメラとライティング…など、アニメーション以外の基本が一通り網羅されてる感じです。その操作説明は必要最低限…という程ではありませんが、懇切丁寧というわけでもありません。都度読み返せば分かるようになってはいますが、それなりに調べたりメモしたりした方が良いかな?という作りになっています。その意図は“前書き”的な文章にも書いてありますが、豊富な図版や3DCGを作る「考え方」の解説は、僕のように独学でBlender/3DCGを勉強する人には良いと思います。

思えば、僕が最初に参考にした『無料でできる3Dアニメーション ブレンダーから始めよう!』(原田大輔/技術評論社)も良い本だったと思います。上記『CGイラストテクニック』とは逆に、基本的な操作方法や、Blender最初の難関であるインターフェースについてとても丁寧に書かれており、大分助けられた記憶があります。対応は2.61なので、今となってはインターフェースの変更などに少し古さを感じますが、基本的手順などは今でも通用するのではないでしょうか。



なお、Blenderで今ひとつのものはMotionやAfterEffectsで味付けしている…のは公然の秘密なのですが。これもまた楽しいから困るんですよねえ…(笑)

テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

安くて美味しいアプリケーション。

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色々ありまして、気分転換のため、ここしばらく自宅ではAdobeアプリケーションを使わずに仕事してみました。

Adobe Photoshop → Affinity Photo
Adobe Illustrator → Affinity Designer
Adobe After Effects → Apple Motion 5
Adobe Premier →Apple Final Cut Pro X, Blackmagic Design DaVinci Resolve 12
…ほぼ、こんな感じです。あとは3DにBlenderを。



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Affinity PhotoとAffinity Designerは、ロゴや映像用静止画の作成・修正に使用しています。

Adobe Photoshop素材をAffinity Photoで開く
Adobe Illustrator素材をAffinity Designerで開く
Affinity Designerからai形式で書き出し→納品・印刷
Affinity Designerからsvg形式で書き出し→Blenderでモデリング
Affinity Designer/Photoからpsd/ai形式で書き出し→Motionでアニメーションつけ

…このへんは、今のところ問題なくこなせています。元々ロゴデザインにしてもモーション素材にしても(主に僕の好みに起因して)シンプルな作りにしていたのが幸いしていたのかもしれません。また両アプリケーションとも、テキストツールで日本語入力する際「テキストツール選択→日本語フォント選択→文字入力」の順番を守らないと文字化けするバグ(仕様?)がありますが、そこさえ気を付ければ問題なく使用できるようです。モリサワパスポートもトラブルは出ていません。どちらもPhotoshopやIllustratorを使っていた人なら、ある程度カンで使えてしまうアプリケーションと思います。



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そして、Aftereffects対抗馬の本命?Fusion8(無償版の方)を試用…というか勉強。最初は「ほうほう、分からん!」という感じでしたが(それがまた楽しいんですが(笑))、マニュアルや、VimeoやYouTubeの非公式チュートリアルを見ながら何とかいじってます。ノードはBlenderでなんとなく馴染んできていたので…や、もちろん7割方戸惑うんですが…特に深いコンポジットは、慣れれば確かにAfterEffectsより簡単かも。面白くなりそうです。



書きながら、全体的に「安くて美味しいアプリケーションだな」という気がしてきました。

個人作品にしろ仕事にしろ、アプリケーションが使いこなせず完成に至らない…というリスクはあったと思います。けど、新しいアプリケーションが手になじんでいく感覚もまた愉しいもので。気に入った描き味の鉛筆やスケッチブックがあるけど、あえて違う鉛筆を使ってみる、といった感じでしょうか。これらのアプリケーション、僕は結構気に入ったので、じっくり使ってみようと思ってます。

テーマ : Mac
ジャンル : コンピュータ

Blenderはじめました。

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ちょっと色々ありまして、最近、Blenderの勉強を始めました。



その昔、あるMac雑誌のモニター懸賞でShadeに当選したことがありました。確か定価は10万円くらいだったかしら。3Dには元々興味があったのでダメもとで応募したのですが、まあ、ラッキーでした。そこそこ楽しく(時にバグに苛立ちつつ(笑))勉強がてら遊び、その流れで「Shadeの3DCGをアニメーションさせて、Aftereffectsで実写と合成してみようかな?」と考えたのでした。

挫折しました。PhotoshopもAftereffectsもそれなりに乗り越えてきましたが、Shadeの動画制作工程の面倒くささには完全敗北です。一応「Shadeはアニメーションが作りにくい、いやむしろ無理」という情報は、懸賞応募前から知っていました(その方面では有名な話)。だからこそ「どこまでいけるかな?」という好奇心と言うか悪戯心が沸いてきたのですが…しかし…もうコレは…いや、単に僕の修行不足なのかもしれませんが。オブジェクトを直進させたり回転させたりするために、それに対応したオブジェクトを仕込まなくてはならないという工程にはうんざりしました。「なんでそれを仕込まないとアニメーションできないの?」と、根本的な部分に疑問が沸いてきちゃいまして。今は静止画制作でたまに遊んでる感じです。



閑話休題。



Blenderは元々オランダのCG制作会社のインハウスツールとして開発されたとのことですが、色々あってフリーウェア化。現在はBlender本家のほか、有志による日本語の情報サイトもあります。モデリングからレンダリング、アニメーション、果てはコンポジット(合成)やインタラクティブコンテンツの制作までできちゃうのにフリーウェア(貧乏デザイナーにはここ大事!)ということで結構有名なんですが、同時に狂ったようなインターフェイスでも有名です。

●狂ったUIその1:X/Y/Z軸の扱いが違う。一般的な3Dソフトでは、学校の数学でもお馴染み「X=横軸 Y=縦軸 Z=奥行き」ですが、Blenderはまずその点に反旗を翻し、「X=横軸 Y=奥行き Z=縦軸」と定めました。これは設定変更できません。でもまあ「他のソフトにインポートする必要があるなら、その時90°回転すりゃいいじゃん!」という安易な考えに基づき受け入れております。元々ゲーム開発にも利用されていたということなので、3Dフィールドのプレイヤーキャラクターを、プレイヤー視点=キャラクターの上・斜め上から観ると考えたとき、背景の広がりを(X,Y)で表すなら、この座標の方が利用しやすかったのかな。まあ単なる想像ですけど。

●狂ったUIその2:マウスの操作が違う。オブジェクト選択は通常「左クリック」ですが、Blenderでは「右クリック」。なぜその必要があったのかは不明です…が、これも設定で左クリックにできます。ていうかしてます。

……うん、こうして書き出してみたら、大して狂ってませんでした。というか僕自身あんまり気にしてませんでした、すいません(笑)。あえて言うなら、パネル・アイコンの類の配置がちょっと分かりにくいでしょうか…まあ、これも慣れの問題と思っています。起動直後は英語表記ですが、設定メニューからあっさり日本語化できます(個人的には英語の方が分かり易い気がしてますが…)ので、言語の壁も低いと思います。



唯一「困ったと言うほどでもないけど何とかならないかな」と思っているのが、マウス操作です。僕はCG制作をする時、ELECOMのEX-Gという有線ウスを使っています。左右のクリックボタンの他にホイールも付いているので使えるだろうと判断していたのですが、ただ1点、「ホイールをクリック」だけが使えませんでした…。このマウスの設定はELECOM独自の管理アプリケーションで行うのですが、ホイールのクリックには「OS Xの機能を割り当てるか、OFF(クリックに反応しない)にする」しかできないようなのです。

Blender上でホイールをクリックすると、上記アプリの設定が優先され「OS Xの機能が呼び出される」か「OFF(無反応)」となります。Blenderの機能「ホイールクリック(ドラッグ)で視点移動」ができないのです。ホイール回転での視点移動(ズームイン・アウト、shiftなどのキーコンビネーションで視点の垂直・水平移動)は正常にできるので、ホイールのクリックだけができない。テンキー移動やカメラオブジェクトの利用でなんとかなりますが、せっかく機能があるのに使えないのはちょっと勿体無いという貧乏性パワーを発揮し、「キーコンビネーションを使い、2ボタンマウスやトラックパッドで3ボタンをエミュレート」あたりの設定で何とかならないか試しているところです。



とまあ「いかにも始めたばかり」なお悩みがある(大して悩んでないけど…)のですが、Blender、楽しいです。



2016.7.19追記;
現在は、上記ELECOMのマウスではなく、AppleのMagicMouseでBlenderを使ってます。

■視点移動
スワイプのみ:回転(上下・左右・斜め。実質「ホイールドラッグでの視点移動」)
Shift+スワイプ:平行((上下・左右・斜め)
Control+スワイプ:前後

■プロポーショナル編集
1本の指でマウス中央付近を押し込んだまま、もう1本の指で上下にスワイプ

テーマ : 3DCG
ジャンル : コンピュータ

その雲には、まだ乗っかり(れ)ません。

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先日Adobeから新しいCreativeCloudが発表されたわけですが。

●個人ライセンス(全アプリ使用可)60000円/年(5000円/月)。
●アプリ個別は2200円/月。

で、僕の現状が
●主に使うAdobeアプリはPhotoshop、Illustrator、Aftereffectsの3本(もしアプリ個別なら6600円/月)。
●CCには不要/使いたいと思わないアプリや機能も多く、Webなど他分野で仕事する余裕もない。

というわけで、
僕がCCを導入するのは、まだ先になりそうです。
そこそこの値段でこれだけ使えるし、
プロ同士のクリエイティブコミュニティとか悪くないと思うんですけどね。



「CSシリーズ単体がいい!」という人の選択肢が消滅したのが、それを望む人には厳しいかもなあ…。
あとCS6の時のアップグレードポリシー変更騒ぎは何だったんだろう。
あの時は結構呆れたものですが、
結局CS7が出ないことが確定したので、
ポリシーを変更しただけで実行せず…雲散霧消(←主にこれが言いたかった)。

テーマ : Mac
ジャンル : コンピュータ

Adobeに、ちょっとあきれた。

昨夜、Adobeから届いたメール。

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アドビでは、
2011年11月10日にCS6とAdobe Creative Cloudのリリースと同時に
CS5/CS5.5のお客様のみアップグレード価格が適応されるという
アップグレードポリシー改定についてご案内させていただきました。

その後再度検討を重ねた結果、
より多くのお客様に時間をかけてCreative Cloudへの移行またはCS6へのアップグレードご検討頂けますよう、
CS3, CS4のお客様もアップグレード版をご購入いただける期間を設けさせて頂くようになりましたので、
ご案内申し上げます。

CS3/4ユーザー様向けCS6アップグレード版は、
CS6のリリースから2012年12月31日までの提供となります。
CS6の詳細ならびにアップグレード版の価格については、
CS6発表時に正式にご案内させていただきます。

なお、現在販売中のCS5 または CS5.5へのアップグレードについては、
これまで通り3バージョン前までのお客様(CS4, 3, 2)にアップグレードいただけますので、
合わせてご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

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…だってさ。

Creative Cloud対応へのアップグレードポリシー変更で、
各方面から非難ごうごうでしたからねえ…。

しかし今回の対応は、いつもなら「素早い対応」とも言えるところなんですが、
心象的には「また?もう?」の方が先に立ってしまいました。



以前のブログでも書いたんですが、
近年のAdobeはアップグレードポリシーがコロコロ変わるという印象を持ってまして。

その後再度検討を重ねた結果、
より多くのお客様に時間をかけてCreative Cloudへの移行またはCS6へのアップグレードご検討頂けますよう、
CS3, CS4のお客様もアップグレード版をご購入いただける期間を設けさせて頂くようになりましたので、
ご案内申し上げます。


…最初っから検討を重ねてよ!

製品には、概ね満足してます。
高い金(Adobe税とも言われるけど…)も、
これまでの積み重ねや信頼感なんかを考えれば一応の納得もできます。
ただ肝心の指針がこれだけコロコロ変わると、ねえ…。
政府かよ!と(笑)。
軽く、あきれてしまいました。

まあ今後の、Creative CloudやCS6の展開も、一応見守るつもりではありますが、

Photoshop→Pixelmator
Aftereffects→Motion
Illustrater→Inkscape

同時に、相変わらず、Adobeの代替製品を探求中なワタシです。

テーマ : Mac
ジャンル : コンピュータ

プロフィール

哲哉

Author:哲哉
山形在住。フリーのデザイナー。
東北芸術工科大学2期生/情報計画専攻。地元テレビ局で毎日の締め切りに追われつつ、自主映画を撮ったり山形自主制作映像祭で上映したり双子を育てたり。あとは少林寺拳法の稽古を細々と。
美味しいもの好き。お酒だいすき。

映像や紙の仕事、承ります。
http://www.dewa.or.jp/tse

Facebookはこちら。
https://www.facebook.com/tetsuya.sato.35

t2ya_the_one@mac.com

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